パラリンピックとトライク
トライクは、主に、私用として使われることが多くなっています。
それは、車体が大きく幅を取ってしまうことから、会社で使うには目立ってしまうからです。
また、企業で使用するものとして購入するには、少し、金額がかかります。
このように、あまり需要が無いように思われがちなトライクですが、公的に使われているところがあります。それは、「パラリンピック」です。
トライクは、「パラリンピック」の競技に使われています。
「パラリンピック」とは、障害者のためのオリンピックのことで、障害がある人でもスポーツができる、ということで、広く知られています。
その中の、車椅子競技でトライクは使われています。
テレビでパラリンピックを見たことがある人もいることでしょう。
病院で使っている車椅子ではなく、三輪の自転車のようなものに乗っている障害者が、陸上を走る競技です。その三輪の自転車のようなものがトライクなのです。
トライクは、福祉に貢献するものとして使われることが多くなってきています。
高齢者の方が使う電動の車椅子も、広義で言えば、トライクの一種になります。