自転車型トライク
トライクは、大きく分けるとすると「自転車型トライク」と「オートバイ型トライク」の2種類に分けられます。
「自転車型トライク」は、二輪車ではなく三輪のものをいいます。
開発当時は、前輪が一輪で後輪が二輪のものが多く、片方の車輪しか動きませんでした。
これは、現在の普通自転車と同じようにチェーンで回転していたのですが、片方だけしか動かないということで、坂道などの走行中にはバランスを崩して転倒することが多く、
危険がともないました。
そのため、開発し直され、現在は、後輪二輪とも動くようになりました。
現在は、前輪が二輪で後輪が一輪という自転車型トライクも発売されています。
自転車型トライクの特徴のひとつは、背もたれのある椅子があることです。
普通の自転車はTハンドルだと前かがみになって運転することになり、姿勢が悪くなるのですが、自転車型トライクは背もたれに寄りかかって、ゆったりとした形で運転をすることができます。
しかし、背もたれに寄りかかることでハンドル部分までの距離が遠くなってしまい、カーブを曲がりきれず転倒してしまう、という事故が多くなっています。
また、自転車型トライクでも、背もたれの無いものもあります。
最近は、各メーカーから、さまざまな種類の自転車型トライクが発売されています。